将棋アマ名人戦、関矢さん初優勝 東京都勢は12人目
将棋の第78回全日本アマチュア名人戦全国大会最終日は15日、東京都港区のチサンホテル浜松町で決勝トーナメント2回戦から決勝までを行い、関矢寛之さん(東京)が初優勝を飾った。東京都勢の優勝は4大会ぶり12人目。 関矢さんは決勝トーナメント2回戦で三好健斗さん(香川)、準々決勝では山岸亮平さん(静岡)、準決勝で野崎雅敬さん(三重)を破り、決勝に進んだ。 決勝では、初優勝を狙った西沢佑亮さん(福井)と対戦、同一局面が4回繰り返されて千日手となった。指し直し局は「相掛かり」の戦型から形勢は揺れたが、最後に関矢さんが抜け出し、アマチュアの頂点に立った。