日米の金融政策を先読み 利上げは12月?それとも1月? 利上げを懸念する中小企業 金利負担が賃上げの妨げに【Bizスクエア】
――利下げをするアメリカも消費者物価指数を見ると3%ぐらいで止まっている。 慶應義塾大学 総合政策学部教授 白井さゆり氏: 賃金も高いし、物価の基調が高すぎる。12月は1回利下げしたとしても2025年、もしかしたら2回下げると示すかもしれないが、トランプ氏の政策で、インフレ圧力が高まって景気も良くなって、利上げするということもあり得る。 ――9月に出した見通しでは、2025年は、4回。1%の利下げ。今度新しい見通しが出るが、これが何回になるかが注目だ。 慶應義塾大学 総合政策学部教授 白井さゆり氏: 市場は2回下げると見ている。しかしトランプ氏が本当に言っていることをやろうとしたら、全てにおいてインフレ的だから、むしろ利上げがあり得る。アメリカの経済はやはり強い。そうすると円安になりやすいので、日本銀行はきちんと超円安を是正するという姿勢を示さないとさらに円安が進んでいく。 (BS-TBS『Bizスクエア』12月14日放送より)
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