史上最強は誰だ!? 日本人歴代“高額”市場価値ランキング1~10位。トップに立ったのは…
6位:中島翔哉
生年月日:1994年8月23日 最高市場価値:2500万ユーロ(約40億円) 更新日:2019年5月3日(当時24歳) 6位には、かつて日本代表で背番号「10」を背負っていた中島翔哉がランクインした。 中島の市場価値が急上昇したのは、日本人歴代最高額となる3500万ユーロ(約56億円)の移籍金でポルティモネンセからアル・ドゥハイル(カタール)へと移籍した直後の5月である。市場価値は年齢や成績だけでなく、移籍金に影響されるケースもあり、彼の場合はその要素が大きかった。 アル・ドゥハイルでは公式戦14試合で2ゴールとあまり成績を残せなかったが、それでも市場価値は自己最高額の2500万ユーロ(約40億円)へと大幅アップしている。 このような移籍金が影響した市場価値の上昇は一過性のものが多く、2019年夏のFCポルトへの移籍後は徐々にダウン。キャリアハイ更新から半年後の12月には2000万ユーロ(約32億円)まで下がり、翌シーズンが始まるころには最高額の半額以下である1200万ユーロ(約19.2億円)まで大幅に下落していた。 このことからもわかるように、最高額の2500万ユーロを記録していたのは一瞬だった。浦和レッズに所属する現在は、100万ユーロ(約1.6億円)の評価を受けている。
5位:鎌田大地
生年月日:1996年8月5日 最高市場価値:3000万ユーロ(約48億円) 更新日:2022年11月9日(当時26歳) 5位には、今夏にクリスタル・パレスへと移籍した鎌田大地がランクインした。 現在1800万ユーロ(約28.8億円)の市場価値を誇る鎌田が、自己最高額に到達していたのはフランクフルト時代である。2022/23シーズン途中の11月に3000万ユーロ(約48億円)を記録した。 このシーズンの鎌田の活躍は印象的だった。現クリスタル・パレス監督のオリバー・グラスナー監督によるボランチ起用が的中し、3列目からの飛び出しで多くの得点に関与。ブンデスリーガでは9得点7アシストの成績を残し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では日本人史上初となる3試合連続ゴールを記録した。 これだけの活躍を披露すれば市場価値が上昇するのは当然だろう。CLでのパフォーマンスは特に影響が大きい。後半戦に成績を落としたため、最高額をキープできたのは半年間のみだったが、同シーズンに鎌田がみせたインパクトは相当なものだった。