史上最強は誰だ!? 日本人歴代“高額”市場価値ランキング1~10位。トップに立ったのは…
4位:伊藤洋輝
生年月日:1999年5月12日 最高市場価値:3000万ユーロ(約48億円) 更新日:2024年5月29日(当時25歳) 4位には、今夏に名門バイエルン・ミュンヘンへと移籍を果たした伊藤洋輝がランクインした。 今季はプレシーズン中に中足骨を骨折したため新天地デビューを果たすことができていないが、現在記録している3000万ユーロ(約48億円)が自己最高額である。これはバイエルンを上回って2位でフィニッシュした昨季のシュトゥットガルトでのパフォーマンスが影響しており、左CBと左SBの両ポジションでプレーできる希少性の高さも価値が上昇している理由だろう。 伊藤がシュトゥットガルトに加入した2021年夏時点の市場価値は55万ユーロ(約8800万円)と、無名に近い存在だった。そんな選手が3年間で約55倍の価値となったのは、若手の育成と発掘に長けたシュトゥットガルトの環境ならではだろう。 身体能力の高さとスピードを活かしたカバーと左足から放たれるフィードの質はブンデスリーガでも指折りで、バイエルンが2350万ユーロ(約37.6億円)の移籍金を支払ったことが評価の高さを表している。 残念ながら怪我のために今季は出番を得られていないが、現在の3000万ユーロ(約48億円)を更新するだけの力は持っているはずだ。
3位:冨安健洋
生年月日:1998年11月5日 最高市場価値:3500万ユーロ(約56億円) 更新日:2024年5月27日(当時25歳) 3位には、名門アーセナルでプレーする冨安健洋がランクインした。 現在記録している3500万ユーロ(約56億円)が自己最高額で、これは昨季終了時に更新されたものである。相対的にDFは市場価値が上がりにくいが、その中で日本人の歴代トップ3に入ったのは偉業とも言えるだろう。 冨安は前所属のボローニャ時代に2000万ユーロ(約32億円)の市場価値を記録していた。そこからプレミアリーグで主力へと定着する中で順調に価値を伸ばしている。中でも昨季終盤の活躍は印象的で、周りの選手とのバランスが重要なため難しいタスクとなるアーセナルの左SBをほぼ完璧にこなしていた。 圧巻のパフォーマンスで一気に自己最高額を更新したが、今季は怪我に悩まされ続けており、12月1日時点での公式戦出場はプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦の84分からのみ。稼働率の低さを考えると、次の更新で現状の3500万ユーロからはダウンとなる可能性が高いだろう。