BMWのラズガットリオグル、破竹の13連勝でもはや誰も止められない? | FIM スーパーバイク世界選手権 2024 第8戦 マニクール プレビュー
今季、日本メーカー勢で頑張っているのはアレックス・ロウズ(カワサキ)。絶対的エースのジョナサン・レイが抜け、繰り上がりエース格となったロウズは今季2勝を含む9回の表彰台を獲得。実はカワサキ移籍後の2020年からの5シーズンで最も好成績のシーズンを過ごしています。すでにベテラン格の年齢になったロウズはアッセンから5ラウンド連続で1度は表彰台に乗っています。
一方でなかなか成績が上がってこないのがWSBKのスーパースター、ジョナサン・レイ(ヤマハ)。37歳になり、今季のグリッドではバウティスタに次ぐ2番目の年齢。地元の英国ドニントンパークではなんとか表彰台に乗ったものの、それに続く表彰台が見えてきていない大不振です。今季は前半戦のレース間のインターバルが1ヶ月ごとと長かったのですが、ここからは7週で5ラウンドというレースウィークの連続になりますから、なんとか元王者に浮上のキッカケを見出して欲しいものですね。
文:辻野ヒロシ
辻野 ヒロシ