【F1】角田裕毅の快走を欧州専門メディアが絶賛「レッドブルに昇格すべき理由を再び証明した」
F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、23日(日本時間24日)に行われたラスベガス・グランプリ(GP)決勝で9位入賞を果たしたことを受けて、海外メディアが快走を絶賛した。 角田は1回目のピットストップで、すぐ前にいたピエール・ガスリー(アルピーヌ)を逆転。コースに戻ると、今度はケビン・マグヌッセン(ハース)を豪快にオーバーテイクした。終盤には、激しく競りかけてきたセルジオ・ペレス(レッドブル)とのバトルを耐えきって、9位で2ポイントをゲットした。 強烈なインパクトを残したレースぶりに評価も急上昇だ。 欧州のモータースポーツ専門メディア「オートエボリューション」は、ラスベガスGPの「勝者」として4人を選出。このレースで優勝したジョージ・ラッセル(メルセデス)、4連覇を決めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、角田と激しいバトルを繰り広げたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)とともに、角田を選び高く評価した。 同メディアは「ラスベガスに到着した際に入国審査官ともめて、週末が始まる前に終わってしまうところだったが、角田は2025年にレッドブルに昇格すべき理由を再び証明した」とその実力を強調する。 「角田はレースを通じてチームメートのリアム・ローソンに対して優位に立ち、2戦連続で楽々とQ3に進出し、最終的に7位という素晴らしいグリッドを獲得した。2回目のピットストップ後、角田は7位まで順位を上げて、終盤にヒュルケンベルグに8位を奪われたものの、セルジオ・ペレスとローソンの前で9位となり、決して悪い結果ではなかった」とそのレースぶりを評価した。 レッドブルへの昇格争いが注目される中で、角田の快走は衝撃を広げている。
東スポWEB