【中東で11月から販売】 7代目の新型「日産パトロール」 V8からV6ツインターボ搭載へ
新型のエクステリア
日産の子会社である中東日産会社は、新型「パトロール」を発表した。 日産の社長兼CEOの内田誠はアラブ首長国連邦アブダビで開催された発表イベントに登壇し、次のように述べた。 【写真】新型「日産パトロール」と日産サファリを振り返る (19枚) 「新型日産『パトロール』は、今まで培ってきたレガシーを受け継ぎつつ、比類ないパフォーマンス、最先端の技術、そして圧倒的な存在感を融合した、SUVの在り方を再定義する大胆な飛躍を遂げたモデルです」 パトロールの伝統を残しつつ先進感あふれるエクステリアデザインは、あらゆる面で強靭性と耐久性を感じさせ「壊れることのない頑丈性」を体現しているという。 フロントのVモーショングリルの左右に配した印象的なC形のヘッドライトは、アダプティブ ドライビング ビーム(ADB)技術を採用し、最適な視界を確保。 さらに、22インチの合金ホイールは路上での存在感を高めるだけでなく、優れたオフロード性能に必要なロードクリアランスも実現し、その堂々とした佇まいを一層際立たせると述べている。
インテリアは?
プレミアムなインテリアは、快適さと最先端のテクノロジーが調和するよう緻密に設計され、乗る人すべてに快適な運転体験を提供するという。 2つの14.3インチのディスプレイを配したインフォテインメントシステムはグーグル・ビルトインを搭載した日産コネクト2.0を採用したことにより、ナビゲーション、セキュリティ、エンターテインメントが一つのプラットフォームに統合され、顧客自身のデジタルライフと車両の連携をよりシームレスに行えるようになると語る。 ディスプレイには、障害物やナビゲーションのヒントをリアルタイムで投影するInvisible-to-Visible技術を採用。「ウルトラ・ワイドビュー」により視野は170度にまで拡大し、「インビジブル・フードビュー」により車両の真下を透過して確認できるようになるなど、オフロードや狭いスペースでも安全な運転をサポート。 また、新たに搭載した「バイオメトリック・クーリング」は、内蔵された赤外線センサーが乗員の体温を検知し、温度と風量を自動で調整して快適な車内環境を保つ仕組みだ。 さらに、12個のスピーカーからなる「クリプシュ・プレミアムオーディオシステム」、64色から選べるアンビエント・ライトシステムが、クラス最高の広さを誇る乗員空間をより快適に演出すると発表した。