【中東で11月から販売】 7代目の新型「日産パトロール」 V8からV6ツインターボ搭載へ
走りはどんな感じ?
新型「パトロール」が搭載する新型3.5L V6ターボエンジン(最大出力:425ps/最大トルク:700Nm)は、従来のV8エンジンと比較して出力で7%、トルクは25%向上し、燃費も大幅に改善したという。 9速ATを介して伝達されたその動力が路面を捉え、市街地から険しい地形に至る様々な地形でもより質の高いドライビング体験を提供する。 また、走行シーンによって適切な車高に調整することを可能にした「アダプティブ・エアサスペンションシステム」を標準装備とし、通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時は更に車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしを容易にする仕組みだ。 ドライブモードは、標準/砂地/岩場/轍/エコ/スポーツの6つから選ぶことが可能で、日産初採用の4WDトランスファーモードインターロックシステムによりシームレスなモードの切り替えが可能になったと発表している。 運転支援技術については、プロパイロットテクノロジーがパトロールに初めて採用され、アダプティブクルーズコントロールとレーンキープアシストがドライバーをサポート。 新型日産「パトロール」は、伝統と未来を繋ぐスタイリング、顧客のデジタルライフとシームレスに調和するインフォテイメント、そしてよりパワフルになったパワートレインで、卓越した性能と洗練された運転体験を提供し、日産のイノベーションへのコミットメントを体現するものだと締めくくった。 新型日産「パトロール」は、2024年11月1日からアラブ首長国連邦、サウジアラビア、および中東地域の日産のパートナーの販売店で販売開始を予定し、邦貨換算で940万円前後からのラインナップとなる見込みだ。
AUTOCAR JAPAN(執筆)