「同じ選択は二度としない」マンチーニ、イタリア代表退任→サウジ代表指揮官就任の決断に後悔
元サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督は、イタリア代表を退任したことへの後悔を口にした。 2018年に就任したイタリア代表をEUR2021優勝に導いたマンチーニ監督。しかし、同指揮官に対しては、近年ヨーロッパからビッグネームや指揮官を引き抜くサウジアラビアからの関心が届き、2023年8月に同国代表の指揮官に就任した。 大きな期待とともにサウジアラビアを指揮したマンチーニ監督だが、なかなかチームに勝利をもたらすことができず。今冬のアジアカップではラウンド16敗退を強いられ、2026年ワールドカップアジア最終予選では、首位日本にホームで敗れたりと、低調な戦いを続ける中、10月に解任された。 そんなマンチーニ監督はイタリア『TG1』で昨夏にイタリア代表の指揮官を退任してサウジアラビア代表に就任した決断について「このような決断を二度することはない。テクニカル面、フットボール面の理由でイタリア代表のコーチになることは最高の仕事だ。だから、同じ選択をすることは二度とない」と後悔を明かした。 また、イタリア代表を退任してサウジアラビア代表に就任した理由は、報じられていた高額なサラリーを含む好条件のオファーが理由かと問われたマンチーニ監督はこれを否定した。 「金銭面をより考えていたかって?私のキャリアがそれを物語っていると思う。私のことを知らない人間は、私の歴史を振り返ればいいし、それから彼らはこのことについて話すことができるだろう」