仕事でもデニム宣言。帰ってきたユースケ部長の「着回し物語」ここに開幕!
ユースケ部長とサクライ課長による“着回し”物語、ついに始動! デニムの新ブランドローチンに向け動き出すも、ユースケが部長権限で取り入れた新ルールに早くも波乱の予感!? ▶︎すべての写真を見る
Day 1 Mon. まず隗より始めよ。働く日も「デニムがユニフォーム宣言!」
「ステイホーム? リモートワーク? 何それ。情報は現場に落ちてるんだよ!」。そう息巻くユースケの思考は単純明快だ。生きた情報を得るには、まず自分から実践するしかない。 そこで、部長権限で急遽取り入れたのが、「働く服にこそ、デニムを」というまさかのルール。早速、お得意のスーツスタイルにワンポイントでデニムを利かせて、課長のサクライと新人・エミリにドヤ顔をかます。
「チーフでさりげなくってところが、イヤミがなくてシャレてるだろ? 明日からはキミたちもね、決まりだから」。デニム漬けの日々がいざ、開幕!
ユースケの着回しアイテム 【1】「ベルヴェスト」のスーツ 【5】「ビズビム」のシャツ
サクライの着回しアイテム 【7】「エストネーション」のニット 【12】「エイトン」の着流しスーツ
お助けデニム!「ブリッラ ペル イル グスト」のチーフ 岡山県産の生地で作られた4.5オンスのシャンブレーチーフ。スーツ姿に印象的なアクセントを加えるのに効果的だ。
Day 2 Tue. 早速デニム姿で出勤……ってソレ脱いだら意味ないだろっ!!
デニム出勤初日。完璧主義者のサクライはどんなデニムをオフィスカジュアルに取り入れようか、前日から熟考を重ね、綿密に準備していた。 同じチームの一員となったエミリは、このプロジェクトで初めて顔を合わせたがちょっと……いや、かなりタイプだ。彼女はNY育ちで語学堪能、そして容姿端麗。才色兼備を絵に描いたような凛々しい女性だ。是が非でもいいところを見せたい。 昔からお洒落に一家言あるサクライの信条はずばり“きれいめ”第一主義。つまり清潔感が命。エイトンのセットアップにグレーニットを合わせて、都会的なトーナルトーンに。 さらにその上にはセットアップと相性抜群なマッキントッシュの名作コート「ダンケルド」のデニム版。デニムはデニムでも単純にパンツやGジャンを選んだりはしない。 「ふっ、オレってやっぱりファッション偏差値高いな」と呟きながら、エレベーターを降りオフィスへ入ると、「おいおい、サクライ。それコート脱いだら普通にスーツだろ! 意味ないだろ、それ」とユースケにいじられるハメに。 「サクライさんって天然ですか?」とエミリにも笑われ、スタートダッシュはものの見事に失敗に終わった。