代表でもぺドリの相棒はこの男か マルク・カサドがスペイン代表初選出
クラシコでも活躍の新星
スペイン代表は今夏のEURO2024で一大旋風を巻き起こして優勝を果たした。ニコ・ウィリアムズやラミン・ヤマルらといった若手の台頭もあり、今後欧州サッカー界の覇権を握るのではないかという期待感がスペインサッカーには満ちている。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/8・11/9・11/10] その中で迎える11月のネーションズリーグではサム・オモロディオンやアイトール・パレデス、マルク・カサドといった新進気鋭の若手たちが初招集された。中でも今季絶好調のバルセロナで中盤の屋台骨としてチームを支えるカサドは代表でも未来の主力選手として大きな期待を背負っている。 今季のバルセロナは負傷により開幕に間に合わない選手が続出。更には同じくスペインサッカーの未来として期待されているマルク・ベルナルが全治1年の大怪我を負ってしまった。その苦境の中でカサドにチャンスが回り、見事に主力の座を射止めて見せた。 カサドはバルセロナの中盤において欠かすことの出来ない状況判断能力とポジショニングセンスに秀でたピボーテとしてここまで活躍。今ではガビやフレンキー・デ・ヨングといった選手がベンチに控えている激戦区の中盤においても、不動の存在であるぺドリの相棒役として重要な役割を担っている。 今回の代表選出も絶対的な存在であるロドリが今季中の復帰は絶望的となる怪我を負ったことで選出された側面も大きいだろう。チームのピンチを自身のチャンスに変えて活躍してきたカサドが代表の舞台でどのような活躍を見せてくれるのか注目を集める。