宮﨑小雪がシンガポールの強豪に左ハイでKO勝ち。連勝を「14」に伸ばし世界タイトルの設立をアピール【RISE184】
RISEの2024年最後のナンバーシリーズ「RISE184」(12月15日、東京・後楽園ホール)でRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)がWBCムエタイ インターナショナル 女子ミニフライ級王者のタン・スアン・ユン(シンガポール/Eminent muay thai Gym)と対戦した。 試合は宮﨑が2RでKO勝ちを収め、2024年を締めくくった。この日の勝利で2021年からの連勝を「14」に伸ばした宮﨑は世界タイトルの設立ををアピールした。 1R、サウスポーの宮﨑とオーソドックスのユン。ともにインローを蹴り合う。宮﨑はユンのインローに左ストレートを合わせる。そして左インローを連打。ユンの右インローにパンチの宮﨑。なおも左ストレートで追撃。ユンはパンチを振って前に出るが宮﨑はバックステップ。前に出てパンチのユンに宮﨑はカウンターの左スト手レート。そして左ミドル、ワンツー。宮﨑の左インローがローブローとなり一時中断。宮﨑に口頭注意。宮﨑は前蹴り、圧をかけて右ジャブ、左ハイ。終了間際に左ストレート。
2R、宮﨑は左三日月、左インロー。そしてワンツーの左ストレート。前蹴りでコーナーまで吹っ飛ばす。ユンも右ストレートを返す。右ハイはしっかりガードの宮﨑。宮﨑はワンツーから左ローのコンビネーション。ユンは鼻血。宮﨑は圧をかけて左インロー。左ミドルから左ストレートの宮﨑。ユンの蹴り終わりにローの宮﨑。そして圧をかけてロープを背負わせると狙いすました左ハイ。ゆっくり崩れ落ちたユン。何とか立ち上がるもファイティングポーズが取れず、宮﨑のKO勝ちとなった。 宮﨑は試合後のマイクで「昨日の会見でも言っていたんですが、ハイキックはずっとお姉ちゃんと練習していてそれが綺麗に決まってうれしいです。努力は裏切らないなって実感しています。2024年はK-1との対抗戦から始まって日本一を証明して、今日で14連勝することができてうれしいです。伊藤代表、そろそろ世界タイトルお願いします」と世界タイトルの設立を要望した。