「魔女狩りだ。残念だ」敵サポと乱闘騒ぎのウルグアイ、指揮官は怒り心頭「母親や妹、赤ちゃんを守らないなんてあり得るか?」【コパ・アメリカ】
コロンビア戦後、選手たちがスタンドに乗り込み...
ウルグアイ代表のマルセロ・ビエルサ監督が選手たちを擁護した。英公共放送『BBC』が伝えている。 【動画】まさかの乱闘! ウルグアイ選手がスタンドに乗り込んで敵サポと衝突 アメリカで開催されているコパ・アメリカ2024の準決勝で、ウルグアイは現地10日にコロンビアと対戦し、0-1で敗れた。試合後にはウルグアイの選手たちがスタンドに乗り込み、コロンビアサポーターと衝突する騒ぎがあった。 詳細はまだ不明だが、コロンビアサポーターがウルグアイの選手たちの家族に危害を及ぼしかねない状況だったと報じられている。ウルグアイの主将ホセ・ヒメネスは「家族が危険にさらされている。私たちは観客席に駆け込み、赤ちゃんを抱いた愛する人たちを連れ出さなければならなかった」とコメントしている。 CONMEBOL(南米サッカー連盟)は事件の調査を開始し、一部のウルグアイ選手の出場停止処分が示唆されるなかで、ビエルサ監督はカナダとの3位決定戦の記者会見で、次のように語った。 「自分の母親や妹、赤ちゃんを守らないなんてあり得るか? もし彼らがそうしなかったら、我々は非難されていただろう」 会見で制裁の可能性について問われると、「それは選手たちに対してではなく、彼らにこのような行動を強いた者たちに対してであるべきだ。これは魔女狩りだ。残念だ」と訴えた。 さらに制裁について質問が続くと、68歳のアルゼンチン指揮官は次第に怒りを募らせたという。 「制裁を恐れているかどうかではなく、謝罪を受けたかどうかを聞くべきだ! いったい何の制裁について話しているんだ? 我々が知るべきは、彼らがいつ謝罪するのかということだ」 ビエルサ監督は断固とした姿勢を貫く構えだ。なお、カナダ対ウルグアイの3位決定戦は、日本時間で14日の9時にキックオフ予定だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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