米倉涼子は腰痛持ち『ドクターX』出演者は満身創痍…「歩かせないように」西田敏行の出演作に出されていた “お触れ”
10月8日、米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』のシリーズ終了が発表された。突然の発表に動揺が広がっている。 【写真あり】米倉涼子が手放せない「腰痛用クッション」 2012年から放送が始まった同作は、フリーランス外科医の大門未知子の活躍を描き、「私、失敗しないので」の名台詞でおなじみだ。 12月6日に映画『劇場版ドクターX FINAL』が公開されるが、8日におこなわれた完成報告会見で、この映画をもって最後になることが明かされたのだ。 会見で、米倉は12年間かかわってきた作品が終わることに感極まったのか、涙を見せる場面も。彼女の代表作となったが、最近は体調面が心配されていた。 「2019年に低髄液圧症候群を患っていることを公表。2022年には急性腰痛症および仙腸関節障害による運動機能障害のため、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』を降板になりました。こうした経緯もあり、『ドクターX』終了も米倉さんの体調を考慮したものだと見られています」(芸能記者) 本誌は、2024年9月、渋谷ヒカリエでおこなわれていた日米合作ミュージカル『RENT』を観劇する、米倉の姿を目撃。迎えに来た車に乗り込む際は、腰痛用のクッションを手に持っていた。 『ドクターX』には、内田有紀や西田敏行、岸部一徳、遠藤憲一など豪華なメンバーがそろっている。ただ、出演者には “高齢化” の懸念もあった。 「2016年、西田さんが自宅のベッドから転落して首を痛め、頸椎亜脱臼と診断されました。手術後、胆のう炎を発症し、ふたたび手術を受けることに。 また、2018年には、岸部さんが都内の大学病院の脳神経外科に緊急入院したことが、『NEWSポストセブン』によって伝えられました。年配の出演者が多いこともあり、健康面から続編制作が心配されていたんです」(前出・芸能記者) 西田については、体調面を理由に、会見でもたびたび杖をついて移動する姿が目撃されていた。現場でも “お触れ” が出されていたという。 「5~6年ほど前から『西田さんを長時間、歩かせるシーンは控えるように』という指示が出されていました。 実際に、2021年のドラマ『俺の家の話』(TBS系)では車いすを使用する役、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも座っているシーンがほとんどでした。 10月8日の完成報告会見でも、ほかの出演者が立って写真撮影するなか、西田さんは椅子に座ったままでしたね」(テレビ局関係者) 12年続いた『ドクターX』だけに、映画公開時、西田と岸部はともに喜寿(77歳)を迎え、座長の米倉も2025年には50歳になる。 「手術シーンが多いため、どうしても撮影が長時間になりがちです。年齢を重ねるにつれ、出演者の負担が増えていったんだと思われます。 年々、3カ月と長期におよぶ連続ドラマを作るのが難しくなっていき、業界内では『いつ終わってもおかしくない』と言われていました。主演の米倉さんの体調不良もあり、シリーズ終了という決断に踏み切ったのでしょう」(前出・テレビ局関係者) 劇中の台詞さながら、ドラマと映画も “失敗なし” で終わりそうだ。