デンマーク王室“未来の国王”(18)、高校を卒業! 家族に見守られ満面の笑顔でインタビュー
デンマークのクリスチャン皇太子にとって、この一年は節目となる出来事の多い年でした。 【写真】クリスチャン皇太子の卒業式に集まったロイヤルファミリー 2023年10月には成人年齢である18歳の誕生日を迎え、2024年1月には父であるフレデリック国王が即位したことで皇太子の称号を得ています。またその数週間後には、父フレデリック国王の外遊に伴い、初めて君主の代理である摂政の任務につきました。 そして、現地時間の2024年6月24日には、家族の祝福に包まれながら高校を卒業するという大きな節目を迎えました。 2022年に転校し、「オアドルプ・ギムナジウム(Ordrup Gymnasium)」という高校に通っていたクリスチャン皇太子は、卒業式を終え、デンマークの伝統的な学生帽を着用して満面の笑みを浮かべてインタビューに対応。デンマークでは、卒業試験に合格した生徒が、家族にこの帽子をかぶせてもらうのが伝統になっているそうです。 一大イベントである皇太子の卒業式には、父フレデリック国王と母メアリー王妃はもちろん、皇太子の妹イサベラ王女とヨセフィーネ王女、弟ヴィンセント王子も駆けつけました。 この日の一家は、白のアイテムを取り入れて統一感を出し、初夏らしいリラックスしたルックで登場。 いつもスタイリッシュな装いで注目を浴びるメアリー王妃は、白いブラウスにジマーマンのフローラル柄スカート、ジャンヴィト ロッシのヒールを合わせ、2人の王女たちはふんわりとしたブラウスにショートパンツとデニムのスカートという出で立ち。 いっぽう皇太子とヴィンセント王子は、白いパンツとブルーのシャツをセレクト。フレデリック国王は、カーキのパンツにオックスフォードシャツとネイビーのブレザーを着用し、少しだけドレッシーなアクセントを加えていました。 2024年1月に退位したマルグレーテ元女王はこの家族写真に写っていませんが、卒業式には出席し、孫の晴れの日を祝福しました。 デンマーク王室は、公式インスタグラムで次のようなコメントを発表しています。 「本日、皇太子殿下も、学生帽がもたらす自由という感覚を経験する番となりました」「しかし、この瞬間を待ちわびていたのは生徒たちだけではありません。家族や友人とともに分かち合うがデンマークの伝統であり、本日のオアドルプ・ギムナジウムでもその光景を見ることができました」 皇太子の今後の進路についてはまだ正式に発表されていませんが、大学に進学し、父フレデリック国王と同じように軍での訓練にも参加するとみられています。
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