もっとグループを良くするために必要なものは?番組発アイドル・フジコーズの“未来を語る会”
グループ、個人としての今後のビジョン
──MC陣に言われて特に印象だった言葉はありますか? 小杉:去年のTIFで#2i2さんとコラボした時、披露が終わった瞬間に村重さんがすごい大きい声で「こすこ~!」って言ってくれていて、それがすごい嬉しくて、ずっと覚えてます。頑張って良かったって、あの一言で思いました。 沖:最近「踊る!さんま御殿!!」のパロディで「踊る!あんな御殿!!」っていうのがあって、その時に踊るフジコ賞に選んでいただいたんですけど、佐久間さんが私のトーク力をほめてくださったのが嬉しかったです。いつもは話が長いとか、声が小さいとか言われてきたので、成長できたかなって。 小杉:テーマがあって、一人ずつ話す感じになってたんですけど、(沖が)ちゃんと間にコメント挟んでたっていう。 沖:そう! すべての話題に一番ちゃんとかかわったみたいな。 ──上杉さんはこの中でも特に佐久間さんがお好きですよね。番組で佐久間さんのアドバイスで悔し涙を流していたのも見ました。 上杉:4月になってから卒業生がいなくなって、人数も減って、そこでの立ち回りをどうしようかと思っていて。自分を削ってでもいいから、番組が面白くなるようにって自分なりにやっていたんですけど、度が過ぎてしまって、自我を出せないって悩んでいる時に、佐久間さんに「気を遣いすぎてる」っておっしゃっていただいたのが図星すぎて……。でもそこから開き直って、自分のしたいようにしようって思いました。 沖:すごくいいターニングポイントになったんじゃない? 佐久間さんも可愛がっている人に厳しいイメージがあるから、もっと強くなって欲しいっていう想いが伝わってきました。 上杉:そうだったら嬉しいです。 入山:私はほとんどMCの方と話したことなくて。番組でも自分から発言するタイプではないので、キャラクターを知られてないなってずっと思っていたんですけど、この間伊藤さんに「入山ってこういうキャラクターだったんだね」って宮古島ロケの時に言ってもらえて、ちょっと知ってもらえたのかなって嬉しかったです。 沖:確かに言っていました。フジコのことを知れて嬉しそうにしてました(笑)。 ──何をしているときに言われたんですか? 入山:普通に飲んでる時……。 ──(笑)メンバー同士で飲みに行かれたりすることはあるんですか? 沖:卒業生がいた時期は結構飲みに行ったりしてたんですけど、今は忙しいし、休む時は休もうって感じです。 上杉:2期生は飲みに行ったりしてるよね? 入山:そう!この間も現役の2期生4人でバーベキュー行って。あとは卒業生の井手美希のおうちによく泊まりに行ったりしてます。 ──そろそろ締めなくてはいけないので、“フジコーズをもっと良くするために”というテーマで皆さんで語り合っていただけたらと思います。 沖:もうちょっとプロ感じゃない? 最近外でのお仕事が増えてきてるから、そういうところでのレベルを上げつつ、私たちのフジコしかできない良さは残していきたいと思います。 入山:番組の話でいうと、みんなが活躍できる番組にしたいなと思っていて。今はしょうがないんですけど発言に偏りがあったりするから、もっとみんなが前に出れるようになったらいいなって。 上杉:チームとしてそれぞれで支え合って、前に出していけたら。 沖:お互いを良く知ることが支え合いに繋がると思うから、もっと一緒に何かに向かって取り組む時間を増やしていけたらいいし、フジコってそれぞれ個性があるのがいいところだから、それを番組でもっと見せていけたら面白くなるんじゃないかなって思う。 上杉:妥協できるときは妥協して、出せるところは出して、チームワークを深めて行ったらいいと思う。 沖:今は私が行くね!だったり、今は行って!みたいなね……。 ──先ほどから上杉さんの話でいい感じに締まると思ったら、毎回沖さんが何かを付け足すのですが(笑)。 全員:(笑) ──ずっとじゃないですよ! 今のターンだけ気になって(笑)。失礼しました。最後に一人ずつ個人の抱負もお願いします。 沖:最近ラジオの仕事が増えて、自分のトーク力も褒めていただけることが多くなってきたので、引き続きラジオを頑張りたいなっていうのと、歌が大好きなので歌のお仕事を個人でもやっていけたらなって思います。 小杉:簡潔でびっくりしました(笑)。私はゲームが大好きで、憧れの人が中川翔子さんなので、ゲーム大好き・お絵かき大好きなキャラクターを生かして、お仕事をさせていただけたら嬉しいし、競馬も今勉強しているので、競馬系のことも出来たらいいなって思います。あと今non-noの専属読者モデルを務めていて、貴島明日香ちゃんが大好きで、ゲームが好きなモデルさんとして大活躍されているので、そんな風になりたいなと思っています。 入山:私はやっぱり主には映像の方の演技の仕事をしたくて。それをやりながらフジコを知るきっかけが自分になったらいいなって思っています。 上杉:もともとテレビっ子でバラエティがすごい好きだったので、フジコの企画でこの前の「キス王」とか面白いって思ったし、バラエティで深夜感があるものを、もっとみんなで全員が持っているものを出せる番組になったらいいなと思います。 ──沖さんはレポーターをやりたいとも語っていましたよね。 沖:はい! もともと鈴木ちなみさんみたいな、テレビの前のみなさんをクスッとできるようなレポーターにもなりたくて。もともと一つの場所に留まることが苦手でいろんな場所に行くことが好きなので、いろんな場所に行っていろんな人と出会って、いろんなことにチャレンジするレポーターをやってみたいと思っています。それも変わらない夢です。 取材・文/小島靖彦(Bezzy)