CL最多出場&最多得点のC・ロナウドに特別賞が授与「この大会でプレーすることは特別なこと」
UEFA(欧州サッカー連盟)は29日、アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにチャンピオンズリーグ(CL)特別賞を贈呈した。 現在39歳のC・ロナウドは、母国ポルトガルのスポルティングでプロデビュー。これまでマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスとメガクラブを渡り歩いてきた。キャリアを通じて通算5度のチャンピオンズリーグ制覇を経験するなど、数多くのタイトルを獲得。 “世界一”の選手に贈られるバロンドールも5回受賞しており、現代サッカー界を代表するプレーヤーとして歴史に名を残している。2022年12月にはアル・ナスルへと加入。昨季はリーグ戦で35ゴールを挙げ、サウジ・プロフェッショナルリーグの1シーズンにおける最多得点記録を更新しながら得点王に輝いた。 今夏にドイツで開催されたEURO2024にも出場し、今もなお第一線で活躍を続けるC・ロナウド。そんな同選手が初めて“ビッグイヤー”を掲げたのは、マンチェスター・ユナイテッド時代の2007-2008シーズンだ。その後はレアル・マドリードへと移籍し、2013-2014シーズンに自身2度目の優勝を経験。2015-2016シーズンからは大会3連覇という偉業達成の原動力となった。 また、個人としてはCL通算183試合出場140ゴールをマーク。2003-2004シーズンから19年連続で欧州最高峰の舞台に立ち続けたC・ロナウドは、出場試合数、得点数ともに大会における最多記録を保持している。なお。レアル・マドリード在籍時の2013-2014シーズンには17ゴールを挙げたが、これは1シーズンあたりの得点数としては最多の数字。7度の得点王という大記録も成し遂げた。 チャンピオンズリーグ(CL)の抽選会前に登壇したC・ロナウドは、「この場にいられることを嬉しく思う。この賞は僕にとって大きな意味がある。CLはサッカーの最高峰であり、記録がそれを物語っているが、この大会でプレーすることは特別なことだ。モナコに来て、この式典に出席するのはいい思い出になる」とコメント。続けて「マンチェスターにいたとき、決勝で得点し、PKを外したのを覚えているよ。とても特別なことだった」と2007-2008シーズン大会のファイナルを振り返った。
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