【更年期、羽田美智子さんの場合/インタビュー前編】閉経から3年たって骨量に変化が。骨粗しょう症の不安を感じています
髪にも目にも、年齢なりの変化を感じています
骨だけでなく、最近の羽田さんは、髪の毛にも変化が起きている様子。白髪のカラーリングに行く頻度が以前は1カ月に1回だったのが、3週間に1回になり、今は2週間に1回行くように。さらには… 「インフルエンザで肋骨にひびが入ったショックだったのか、実はその4カ月後にすごい脱毛を経験したんです。びっくりするくらい抜け毛がひどくて、とかすともう、ごそっと抜ける。これはおかしいと思って皮膚科に行ったら、血液検査で亜鉛不足と判明しました。コロナの後遺症にも似ているとのことで、インフルエンザにかかって肋骨が折れた話をしたら、それは脱毛と大いに関係ありますって。更年期に輪をかけてそんなことになってました。 髪も年齢とともに手がかかるようにはなりますよね。昔は、仕事で乱雑に扱われてもなんとも思わなかったんですけど、今は『やめて~、お願い、貴重な一本なの~』みたいに思っちゃうの(笑)」 最近はしっかり老眼にも悩まされるお年頃。もともとの近視と相まって、遠くも近くも見えにくくなっているそうだ。 「外では近視用コンタクトレンズを入れているので、普通に老眼ですよ。遠くは見えるけど老眼で近くが見えない。家に帰ったらメガネに替えるので、今度は近くは見えるけど遠くは見えない(笑)。 メガネは好きでよく買いますし、家のあっちこっちに置いてます。災害のときにも絶対必要ですから。車に1個、リビングに1個、ベッド脇に1個とか。いったいメガネがいくつあったらいいんだろうって感じです(笑)」 体調の変化を笑顔で、マイペースに受け入れている様子が印象的だ。そんな羽田さんが毎日ご機嫌でいるためのセルフケアのお話はインタビュー後編で。
●HAPPYに過ごす秘訣● 羽田さんオリジナルのアロマオイル「M’s aroma ブレンドオイル」。いつも持ち歩いて、部屋にも自分にもシュッシュッとするのが習慣。 【話してくれたのは】 羽田美智子さん Michiko Hada●1968年生まれ。俳優。’88年、デビュー。’94年の映画『RAMPO』のヒロイン役で「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。以降、映画やテレビドラマはもちろん、教養番組などでも幅広く活躍。2019年、美と健康をテーマにしたオンラインショップ「羽田甚商店」をオープン。自身が日本中を旅してきた中で見つけ、愛用し続けている食品、衣料品、アロマオイルなど、信頼するものだけを取り扱う稀少なお店。店名は’15年に150年の歴史に幕を下ろした実家の屋号を継承。 羽田甚商店 https://hadajinshop.co.jp/ 撮影/富田一也 ヘア&メイク/木下 優(ロッセット) スタイリスト/入江未悠 取材・原文/蓮見則子