声優・三輪勝恵さんが逝去 死因の「肺塞栓症」になりやすい人の特徴や予防法を医師が解説
編集部まとめ
肺塞栓症は、発症すると急に呼吸困難や胸の痛みなどの症状が現れる病気です。 エコノミークラス症候群とも呼ばれるように長時間足を動かせない状況などでは誰でも発症する可能性があります。 また、妊娠中の方や血が固まりやすい体質の方も肺塞栓症が起こりやすいので注意が必要です。 飛行機の搭乗中・運転中・デスクワーク中などには足を定期的に動かすようにし、水分もこまめに摂って予防を心掛けてください
監修医師:
甲斐沼 孟先生 大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。上場企業産業医。日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。