今夏はギャラガーも売却…… チェルシーが直近10年で手放したアカデミー出身者の売却合計額は“4億7900万ユーロ”に
ギャラガーの売却額は3番目の高さ
超積極補強が話題を呼ぶチェルシーだが、それに押し出される形でクラブを離れることになった選手も数多い。今夏はMFコナー・ギャラガーがアトレティコ・マドリードへと移籍したが、ギャラガーはチェルシーのアカデミーで育った選手だ。 情報サイト『Transfermarkt』のデータでは、チェルシーはこの10年でアカデミー出身者の売却額が4億7900万ユーロに達している。今夏はギャラガーを4200万ユーロでアトレティコへ売却したが、これはチェルシーのアカデミー出身者の売却額としてはここ10年で3番目に高い金額だ。 ここ10年のTOP10を振り返ると、10位はMFルーベン・ロフタス・チークをミランへ(1840万ユーロ)、9位はDFネイサン・アケをボーンマスへ(2280万ユーロ)、8位はMFオマリ・ハッチンソンをイプスウィッチ・タウンへ(2350万ユーロ)、7位はDFティノ・リヴラメントをサウサンプトンへ(2620万ユーロ)、6位はDFフィカヨ・トモリをミランへ(2620万ユーロ)。 5位はDFルイス・ホールをニューカッスルへ(3300万ユーロ)、4位はFWタミー・エイブラハムをローマへ(4100万ユーロ)、3位はギャラガー、2位はDFイアン・マートセンをアストン・ヴィラへ(4450万ユーロ)、1位はMFメイソン・マウントをマンチェスター・ユナイテッドへ(6420万ユーロ)となっている。 それだけチェルシーのアカデミーが優秀な選手を輩出できている証とも言えるが、アカデミー出身者の流出を寂しく思っているサポーターも少なくないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部