当初のモドリッチは36歳まで現役を続けるつもりだった? すでにクリアし、“39歳”でもトップクラスの凄さ「代謝年齢は30歳未満」
今でもテクニックに衰えなし
先発に入る機会は減ったが、今もレアル・マドリードで特別な違いを生むMFルカ・モドリッチ。39歳でもトップコンディションを維持しているのは見事で、それに一役買っているのがザグレブ大学准教授のヴチェティッチ氏だ。 同氏は2012年よりモドリッチをサポートしているようで、出来る限り長くキャリアを続けられるようトレーニングメニューを考案してきた。 スペイン『Relevo』によると、ヴチェティッチ氏はモドリッチの目標について「当初の彼は36歳までプレイしたいと考えていた。そこに目標を設定していたんだ」と語っていて、すでに39歳。モドリッチは目標をクリアしたことになる。 ヴチェティッチ氏によれば、モドリッチの代謝年齢は何と30歳未満だという。もちろんモドリッチが大変なトレーニングを積み重ねてきたからこそだが、ヴチェティッチ氏もモドリッチのモチベーションには驚かされているようだ。 「ルカはとても集中力があり、常に勝ちたいと思っている。人は30歳を過ぎると急速に筋肉量が失われる。前年と同じ状態を保つには、より努力する必要がある。それをこなすのは簡単ではなく、ハードワークが欠かせない。この夏も彼はこれまで以上にハードワークしてきた。マドリーでのトレーニング初日に向けて最高のコンディションを保つべく、水泳トレーニングや走る量を増やしてきたんだ」 「確かに彼は20歳でも30歳でもないが、彼は常に予防に取り組んできた。それは代謝年齢の低さに表れていて、彼の代謝年齢は30歳未満だ」 現在もモドリッチはクロアチア代表でもフル稼働していて、まさに鉄人と呼ぶにふさわしい。2026年のワールドカップも狙えそうな勢いで、モドリッチはまだまだモチベーションを失っていない。
構成/ザ・ワールド編集部