110人在籍こども園、保育士の半数以上が退職意向…パワハラや急な人事異動の不安訴え
堺市西区の認定こども園「くみの木こども園つくの」で、勤務する保育士17人の半数以上が、今年度末までに退職する意向を示していることが26日、市などへの取材でわかった。運営法人側からのパワハラや、急な人事異動による不安を主張している。法人側は、系列法人の保育園から応援の保育士を呼んで在籍園児の受け入れを継続するが、来年度の新規受け入れはいったん停止する。 【写真】朝の「パンティッシュ」…子供の教育上いけない非常識な行為か
園を運営しているのは、社会福祉法人「ラポール会」(辻光治理事長、大阪府大阪狭山市)。堺市などによると、0~5歳児約110人を受け入れている。法人側は同日夜、保護者説明会を開き、保育士の確保見通しなどについて説明した。