「成長を止めないためにも」 出場機会が限られているFWエンドリッキにレアルは期限付き移籍を提案。「望んでいない…」
レアル・マドリードは現地時間6日、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)ベスト32でアウェイでのデポルティバ・ミネラ戦に臨み、5-0で勝利を収めた。この試合でフル出場を果たしたものの、ノーゴールに終わったブラジル代表FWエンドリッキだが、スペインメディア『SPORT』は8日、レンタル移籍の可能性について報じている。 昨夏にパルメイラスからマドリーに加入したエンドリッキ。ラ・リーガ第2節のバジャドリー戦やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・リーグフェーズ第1節のシュトゥットガルト戦のゴールなど、才能の片鱗は見せているものの、満足のいく出場機会は得られていない。今季2試合目のスタメンとなったスペイン4部とのミネラ戦では、ゴールという結果を残したいところだったが、無得点に終わってしまった。 そんな18歳のストライカーについて、同メディアは「今シーズンの彼のプレータイムは、250分を超えた程度で、全体の10%にも満たない。そのため、クラブは彼の成長を止めないためにもレンタルを提案している」と報じた。 それでも「問題は、エンドリッキが移籍を望んでいないことであり、彼の考えはマドリーで成功することのみだ。彼は、自分の得点能力を証明する機会を待つしかないと考えている」と記し、クラブはレンタルを進めているものの、エンドリッキが武者修行に前向きではないと伝えている。このままでは、自身の状況を変えることが難しく思えるエンドリッキだが、現時点ではレンタル移籍の可能性は低いようだ。
フットボールチャンネル編集部