湧水調査し「地域に説明」 リニア工事でJR東海社長
JR東海の丹羽俊介社長は13日、リニア中央新幹線の第1首都圏トンネル掘削工事現場近くにある東京都町田市の民家の庭から水が湧き出たことに関し、工事との因果関係を調査した上で「地域や関係の自治体の皆さまに結果をしっかり説明する」と話した。名古屋市で開いた定例記者会見で述べた。 湧水のあった民家の近くの工事は、大型掘削機「シールドマシン」で地下40メートル以上の大深度地下を掘り進めていた。JR東海は調査のため、この掘削工事を中断した。丹羽氏は、調査の終了や工事再開の時期の見通しを示さなかった。