「中国の釣り堀って何が釣れる?」「突然喰ってくるのでドキドキ」とてもエモーショナル!ザリガニの炒め物がお楽しみ
こだわりのロッド(釣り竿)などを多数リリースするブランド「TULALA(ツララ)」。スタッフの岡林さんが、中国の釣り堀でのエキサイティングな経験をレポート! 一体、どんな魚が釣れるのか…!? 【写真】「中国の釣り堀」で釣れたバラマンディ & 真っ赤なザリガニを、ひたすら手で剥いて食べる
中国のバラマンディ釣り堀をパックロッドで遊ぶ
TULALAスタッフ岡林です!前回、前々回はボルネオ島のトーマンゲームを書かせて頂きましたが、そこに辿り着く前に訪れた中国での釣行記を今回書かせて頂こうかと思います。海外ネタが連投になりますが、懲りずに楽しんでいただければ幸いです!
関空から香港、中国への陸路移動
関西国際空港から香港へ向かう飛行機に乗り込んだ。本命の旅先はマレーシアのボルネオ島であるが、直行便ではなく香港経由にして、少しだけその近辺を寄り道しよう、という考えだ。一年のうち何度と無い海外の機会は、道中でさえ無駄にできない。 飛行機の乗り継ぎの都合が良かったので香港を選んだのだが、実際の目的地は中国本土にある。香港の空港は非常に便利であり、中国南部やマカオなど、近隣の主要な地域と距離が近く、陸路移動の手段が多いのが特徴だ。 今回、香港から中国本土への移動手段はリムジンバスを利用した。空港でチケットを買ってリムジンバスに乗り込むと、あとは中国本土への審査場まで送り届けてくれる。リムジンバスの運転手さんにパスポートを渡しておけば、手続きまでしてくれるのでめちゃくちゃ快適だ。分からないことがあっても、一緒に乗りそうな人に聞いてみたら親切に教えてくれる。
久々の中国、初のバラ堀へ
中国への入国以降は、知り合いのアテンドで移動させてもらった。案内のもと訪れたバラマンディ釣り堀は、アジア全般にあるような掘りっぱなしの四角い池である。色んな国の釣り堀を見てきたが、アジアの掘りっぱなしな土壁の池はとてもエモーショナルだ。青春を感じる。 平日にも関わらず、池(釣り堀)はお客さんが多く賑わっていた。今回使うロッドはフライテクス ルーツシリーズのプロトタイプ「C60M」。ショートレングスを活かしたジャーキング、トゥイッチなどのロッドアクションが得意な番手であり、ミノーやトップウォーターを扱うには最高に楽しいロッドだ。 ルアーは中国で生まれ育った9cmのフローティングミノーを借りた。バイブレーションやクランクを巻くと魚に当たりまくり、スレ掛かりしてしまうので、ミノーを2ジャーク入れて一瞬ポーズを入れるようにしてみた。日本のアカメ釣りに似たような部分がある。