【ONE】チャトリCEO、日本大会は”RIZIN超え”宣言!マッチメイクにも自信
25年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『ONE 172 : TAKERU VS RODTANG』の対戦カード発表会見が16日、都内で行われた。 会見後の囲み取材にチャトリCEOが応じ、本大会は本日発表された武尊vsロッタン戦、若松佑弥vsモラレス戦をはじめ『日本対世界』をテーマにマッチメイクをすると語っており、5割近くの試合がこの構図になると語った。 【フォト】会見で武尊がロッタンとバチバチフェイスオフ! 今回の日本大会で、まだONEに出場していない日本の大物選手が参戦する可能性について聞かれると「1月までアナウンスを待ってほしいのが正直なところだが、サプライズがある。これまでPRIDEの時にも無かった様な最大級の、そしてみんなが見られる試合になることは間違いない」と本大会のマッチメイクに自信があるようだ。 今年7月にさいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN.3』では約4万8000人を動員したが、それを超えるイベントになるかという質問にチャトリ氏は「日本にとってそれは(世界への)切符じゃない。会場では4万人の人だけ。テレビだと195か国で配信するので比べられない。もう全然違う」とRIZINを超える規模になると話した。 続けて「世界規模で考えてほしい。会場に来る人数はもちろんRIZINは多いかもしれないが、その会場の人しか見ない。ONEは195か国の(放送)プラットホームを持っているので、世界中で見ることになる。そこは比較できないと思う。今のRIZINは(世界の)トップじゃない。有名なユーチューバーが出て試合をしたり、ベルトの意味合いも全く違うものになる。RIZINとONE Championshipをそういった規模で比較することはできないと思う」と両団体の明確な違いについて説明した。 また、出場予定選手については野杁正明、KANA、秋元皓貴、青木真也を予定していると話した。野杁とKANAは今週金曜日に開催される『ONE Friday Fights 92』に出場する。これについてチャトリ氏は「大きいプランがある。勝ったらだけどね。まだわからないけど、1番難しいのは日本人選手のレベルが、まだ世界レベルじゃない。だから(日本格闘技界の)新しい将来を作りたい」とこれからの日本格闘技の発展も視野に入れているようだ。 最後にチャトリ氏は「大谷翔平のような日本のスーパースターを探している。5年前はONEのレベルが高すぎて日本人は全員負けていた。だが、武尊や(若松)佑弥はベストオブベストだから、今回は素晴らしい試合になる」と将来のスターを日本で探しているとも語った。 約1年ぶりに開催されるONE日本大会だが、一体どのような対戦カードが揃うのか楽しみだ。