神奈川県・黒岩知事が定例会見5月26日(全文3)希望する妊婦がPCR検査受けられるように
希望する妊婦へのPCR検査は実施するのか
阿南:非常に重要な点でございますので、知事からありましたように、今まさにそこの検討に入ったところでございますので、もう少しちょっとお時間をいただいて、これは国とも対処します。その中で最終的な解答を出させていただきたいと思います。 東京新聞:あと妊婦さんの件なんですけど、希望する妊婦さんへのPCR検査の実施についてはいかがでしょうか。 黒岩:これは、妊婦の新型コロナウイルスのPCR検査、これにつきましては国のほう、第2次補正予算の中で希望者に検査費用を補助する方針といったことを聞いております。ですから県としても希望する妊婦さんが検査を受けられるように検討していきたいと思います。 東京新聞:今度は経済のほうで、ガイドラインについてなんですけれども、ガイドラインの中に、チェックリストについてなんですが、その中にはスポーツジムとかキャバクラとかライブハウスとか、クラスター歴のある業種も入っています。一方で、きのうも知事はそういったクラスター歴のある場所には行くのを控えるようにというふうに求めていて、それはちょっと齟齬がやっぱり出ているのかなと思うんですが、それらのクラスター歴のある業種の方も、このチェックリストを見て準備はする、でも人は来ないで。それはちょっと合理的な理由になるのかなと思うんですが、そこへの見解をお願いします。 黒岩:これ、休業要請というのはこれまでのやり方でしたよね。お店を開かないでくださいと言ってた。しかし緊急事態宣言が終わったわけですから、こういう言い方じゃない表現にするといったことですね。これから、だから休業要請は全部解除しましたから。 そんな中で、これは国の基本的対処方針の中でもそうなってるんですけども、それに従ったというところに、お考えいただきたいと思いますね。というのは、このカラオケボックスとか、それからナイトクラブとかジムとか、それからライブハウス。ここでかつてクラスターが発生したと。このかつてクラスターが発生した場所には当面の間行かないでくださいという話。これが国の基本的対処方針の中に書かれていることですね。私はそれを言っているだけの話なんですね。 それはそれとして、開業に向けた準備ということは進めてくださいといったことですね。ですからガイドラインもしっかりそれを順守するように準備は始めてくださいといったことで進めているという、お考えいただきたいと思いますね。その当面の間といったものを、国の対処方針では、まずは3週間程度と出てきましたから、われわれもそれに合わせて3週間程度は感染クラスターを起こしたところには行かないでくださいという話をしてます。 【書き起こし】神奈川県・黒岩知事が定例会見5月26日 全文4に続く