神奈川県・黒岩知事が定例会見5月26日(全文3)希望する妊婦がPCR検査受けられるように
臨機応変にやっていくイメージなのか
朝日新聞:今、指定している中で、例えば一部は空きのままにしておく、一部は、緊急の場合は出ていただくというような約束を患者さんと取り決めながら、一部はもう使うとかそういった、臨機応変にやっていくというようなイメージなんでしょうか。 黒岩:そうですね。たまたまわれわれは、全国でどこにも造ってない、仮設の病床、病棟というのを造ってますね。これはまだ工事中ですけども。これなんかは置いといていいわけですよね。ここは、普段はなかったわけですからね。まさにコロナ専用に新しく造ったところですから。これもあるということの中で、じゃあ少しずつほかのところを通常診療に充てていくといったこと。で、またコロナの患者が増えたときには、さっとまた戻せるような形にしながらやっていくという、そういうことのオペレーション、具体、しっかりとこれから考えていきたいというふうに思います。
新たな医療機関の指定ストップの可能性は?
朝日新聞:新たな医療機関の指定はストップするとか、そういうことはあるんですか。 黒岩:今、千三百幾つですかね、病床を確保してあります。重点医療機関。われわれはフェーズ0、1、2の中で、今はフェーズ1の段階です。フェーズ2になったときには、重点医療機関が2500要るという想定の下で準備を進めていますので、これはまだストップはしていません、今の段階では。ですからこの広げ方もちょっと様子を見ながらやっていくということが必要かなというふうに思います。 ただ、これから、今、水際作戦というよりも、もう本当に鎖国に近いような状態になってますよね。これをどこかで緩めてくるっていう、開き始めるということがどうしても必要になってくるわけですよね。そのときにあらためて、海外から入ってこられる方の中で、そういう新たな第2の波ということがありうる、起きるかもしれないですからね。その辺りもちょっと慎重に、門を開くと同時に医療体制どうするかといった問題、これもしっかりと両にらみしながら、国としっかり連携しながら、相談しながら進めていきたいと思います。 朝日新聞:分かりました。あと軽症者と無症状者の方が療養する施設なんですけれども、今、湘南国際村センターとアパホテル使っておりますが、こちらのほうも出口戦略が必要かと思います。それはどのようにお考えでしょうか。 黒岩:まさにそうですね。これはアパホテルの契約が8月31日までと一応なっていますね。その時点でどうするかちょっと検討してみたいと思っていますね、まずは。