<センバツ>高松商、投打かみ合い完勝 春日部共栄は好機生かせず
◇第91回選抜高校野球 ○高松商8-0春日部共栄●(23日・甲子園) 高松商が投打にかみ合い完勝。三回、大塚の左前適時打で先制すると、五回は香川の右前2点適時打で加点した。左腕・香川は切れの良い変化球を低めに集め、七回まで毎回の13奪三振で4安打完封。春日部共栄は先発・村田が変化球の制球が甘く、ピンチで粘れなかった。打線も五回2死一、三塁の唯一の好機を生かせなかった。 【甲子園のグラウンドに整列する選手たち】 高松商・長尾健司監督 香川は球を低めに集め、要所で制球が良かった。どっちに(流れが)転ぶか分からない中で、五回に2点取ってリズムに乗れた。 春日部共栄・植竹幸一監督 打てない時に守りのミスが出れば大量失点する。守備重視と言っていたが、監督就任から時間がなく、伝わり切らなかった。