懐かしの店舗もみられる「ダイエー写真集」 担当者に聞く写真を公開した理由とは?
最近では、北海道や静岡県などから来たという見学者もいたそうだ。大野さんによると、先日、静岡県の警備会社の社長が来館。その理由は、先代社長だった父親がダイエーの警備を任された経緯があって来館したという。 その社長は「これまで関東だけで営業していたが、関西でも事業所を作ることになり、父親が世話になったという中内功氏が作った教育マニュアルを閲覧し、参考にしたい」と資料をじっくり閲覧していったそうだ。 また、今年の春には韓国の流通関係を学ぶ大学生30人が見学に訪れ、資料を閲覧。夏にも再び別の学生30人が訪れる予定となっており、大野さんはこうしたうれしい反応がホームページづくりの原動力となっているという。
ホームページのリニューアルから約3か月でこれだけの反響があったダイエー写真集。津田さんは「ダイエーでかつて使われていたプライベートブランドの商品の画像データのアップロードを予定しています」と話す。
大野さんも「ダイエーといえば『セービング』を思い浮かべるかもしれませんが、そういった商品をびっくりするくらいの数保管しているので、これを画像データにしてホームページでごらんいただこうと思います。流通科学大学のダイエー資料館にもぜひお越しください」と笑顔で話していた。
ダイエー資料館の見学については、流通科学大学(電078-794-3555)まで。