【中継録画】第163回 芥川賞に高山羽根子さんと遠野遥さん、直木賞に馳星周さん
日本文学振興会は15日夕、第163回芥川賞・直木賞(2020年上半期)受賞作を発表する。 【動画】第163回 芥川賞・直木賞を発表 受賞者が会見 芥川賞には、作家の津島佑子さんの娘で太宰治の孫にあたる石原燃さんの小説デビュー作「赤い砂を蹴る」などの5作が、直木賞には、7回目の候補となる馳星周さんの「少年と犬」など5作がノミネートされている。 選考会は、新型コロナウイルス対策として通常より2時間早い午後2時から築地の料亭で始まる。受賞作が決まり次第発表され、都内のホテルで受賞者による会見が行われる予定。 ノミネート作品は以下の通り。
芥川龍之介賞候補作品
・石原燃(いしはら・ねん) 「赤い砂を蹴る」(文學界 六月号) ・岡本学(おかもと・まなぶ) 「アウア・エイジ(Our Age)」(群像 二月号) ・高山羽根子(たかやま・はねこ)「首里の馬 」(新潮 三月号) ・遠野遥(とおの・はるか) 「破局」(文藝 夏季号) ・三木三奈(みき・みな) 「アキちゃん」(文學界 五月号)
直木三十五賞候補作品
・伊吹有喜(いぶき・ゆき) 「雲を紡ぐ」(文藝春秋) ・今村翔吾(いまむら・しょうご) 「じんかん」(講談社) ・澤田瞳子(さわだ・とうこ) 「能楽ものがたり 稚児桜」(淡交社) ・遠田潤子(とおだ・じゅんこ) 「銀花の蔵」(新潮社) ・馳星周(はせ・せいしゅう)「少年と犬」(文藝春秋) ※受賞作発表と受賞者会見の模様をYouTubeのTHE PAGEチャンネルでライブ配信します。