《医師&食のプロが選んだ》体温を上げる食品&習慣ランキング 肩こり改善・感染症予防などいいことずくめ!肉や魚の中ではラム肉がランクイン
たんぱく質を朝食で摂ることでより効果的に
筋肉量を増やすために欠かせないのが、4位の「たんぱく質を摂る」こと。とりわけ朝食で摂ることで、より効果が上がるという。 「朝は起きている中でもっとも体温が低い状態です。しっかり朝食を食べることで体温が上がり、日中の体温上昇もスムーズになる。たんぱく質と炭水化物をしっかり摂れば体内時計もきちんとリセットされます」(望月さん) 食事はよく噛んで食べることで「口回りの筋肉を動かし、エネルギーを発生させて熱を生む」(磯村さん)ため、しっかり咀嚼することも忘れずに。 精神面でリラックスし、ストレスがないことも体温を上げるためには必要な習慣となる。8位の「深呼吸」や11位の「睡眠」はリラックス効果を高め、副交感神経を優位にし、血流改善効果が期待される。そのほかにもストレス緩和の方法はさまざまあるだろう。 「カラオケや笑うことは副交感神経を優位にするだけでなく、全身の筋肉を使うので血流促進にも効果があります。また、笑うことでがんやウイルスに感染した細胞を攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞の活性を高めるので、免疫力がアップします」(石原さん) 体がポカポカになれば、体も心も健康になる。寒いからと縮こまるのではなく、よく食べよく動き“熱い女”になろう。 ※女性セブン2024年11月14日号