川呼びから号車呼びまで? 小学校の席の呼び方が地域でバラバラ!
小学校の教室と聞いて思い浮かぶのが、机が黒板側から教室の後ろに向かって列をなして並んでいる光景だろう。多くの人はこの列を「1列」「2列」と呼んでいると思うが、地域によって面白い呼び方があるようだ。 ●小学校の席順、どんな風に呼んでた? 例えば一部の地域では机の列を「川」と表現し、「1の川」「2の川」と呼ぶそう。ネット上でも「群馬住みだったけど確かに『1の川』『2の川』って呼んでたな」「埼玉でも机の列のことを『川』って呼んでたよ!」などの声が上がっており、意外と多くの地域で「川」呼びが浸透している模様。 他にも机の列を「号車」と呼んでいた人も多いようで、「うちの学校では『1号車』『2号車』みたいに号車って呼んでたけど、低学年だったから親しみやすくしていたのかな」という声が上がっている。独特な呼び方のすべてが地域差というわけではなく、児童の年齢に合わせた教師の工夫によって生まれた呼び方もあるのだろう。 また席替えをする前のデフォルトの席順も、全国的にはあいうえお順で並ぶことが多いのに対し、「千葉県では生年月日順に並ぶのが一般的だった」という声が。千葉県出身の人からは「低学年のうちは早生まれと遅生まれで身長が全然違うから、一部の席に身長の高い人や低い人が集まる現象起きてたよね」「生年月日順のおかげで友達の誕生日覚えられて助かった」などの声が上がっており、あいうえお順にはないメリットや経験が得られるようだ。 小学校の席の並びに意外と多くの呼び方やルールがあることに驚いた人は多いようで、「席の呼び方や並び方にまで地域差があるなんてびっくり!」「他県の人と話す時のネタになりそう」などの声が。まだまだ意外な呼び方やルールがありそうなので、気になる人は調べてみるのも面白いかもしれない。(フリーライター・井原亘) ■Profile 井原亘 元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている