台風13号、14日の沖縄・奄美方面影響 変更や払い戻しも
台風13号が強い勢力で沖縄と奄美地方に9月14日から15日かけて接近する見込み。12日の時点で、航空会社によっては台風の影響が見込まれる便の変更や払い戻しなどの対応を始めた。 気象庁によると、台風13号は12日午後9時の時点で日本の南の北緯20度25分、東経138度35分にあり、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいる。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の東側440キロ以内と西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。14日から15日にかけて、強い勢力で沖縄地方と奄美地方に接近する見込み。 ◆JAL 日本航空(JAL/JL、9201)では、14日は那覇・奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部・与論・久米島・北大東・南大東の発着便に終日影響が発生する可能性があり、一部便に欠航が発生。15日は午前にこれらの空港を発着する便に影響が出る可能性がある。 台風13号の影響が見込まれる対象便については、実際の運航状況に関わらず、手数料を徴収せずに搭乗予定便の変更や払い戻しに応じる。 JALでは、台風13号に関する情報を、13日午後3時ごろに更新を予定している。 ◆ANA 全日本空輸(ANA/NH)では、14日は那覇を発着する便に終日影響が発生する可能性があるとしており、手数料を徴収せずに搭乗予定便の変更や払い戻しに応じる。 ANAでは、台風13号に関する情報を、13日午後1時ごろに更新を予定している。 ◆スカイマーク スカイマーク(SKY/BC)では、14日は那覇と奄美大島を発着する便に終日影響が発生する可能性があるとしており、手数料を徴収せずに搭乗予定便の変更や払い戻しに応じる。 ◆ソラシドエア ソラシドエア(SNJ/6J)では、14日は那覇と石垣を正午以降に発着する便に影響が発生する可能性があるとしており、手数料を徴収せずに搭乗予定便の変更や払い戻しに応じる。 ◆ピーチ ピーチ・アビエーション(APJ/MM)では、12日午後8時30分時点で台風13号の接近に伴う欠航などは決まっていないといい、影響便が出た場合は対象便を予約した利用者にメールなどで連絡するという。 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
Tadayuki YOSHIKAWA