【阪神】ビーズリーが今季初勝利の権利 5回のピンチを三振で切り抜け岡田彰布監督も笑顔 2番手は桐敷拓馬
◇プロ野球セ・リーグ 阪神-ヤクルト(18日、甲子園球場) 阪神はビーズリー投手が、ヤクルト打線を5回まで無得点に抑えました。 来日2年目の助っ人右腕はウエスタン・リーグ7試合で防御率0.55の好成績を残し、今季1軍初先発。初回は2アウトから好調の長岡秀樹選手にヒットを許すと、暴投でランナーが2塁へ。それでもカウント2-2からの7球目、ワンバウンドとなったボールを梅野隆太郎選手が止めると、飛び出したランナーを2塁で刺し、無失点で切り抜けました。 その後は150キロ前後のストレートにスライダーやスプリットを織り交ぜヤクルト打線を封じます。4回には大山悠輔選手のタイムリーヒットで1点を先制。直後の守りでは2つの四球で2アウト1、2塁のピンチを背負いますが、武岡龍世選手を高めのストレートで空振り三振に打ち取り、5回無失点。ベンチでは岡田彰布監督も笑みがこぼれました。 ビーズリー投手は5回の打席で代打を送られ降板。72球を投げ、7奪三振、2四球、無失点の内容で今季初勝利の権利を手にします。2番手には桐敷拓馬投手がマウンドへ上がりました。