阪神・上本博紀1軍打撃コーチ、そのときにいいと思ったことをやっていく 藤川監督が後押し「思い切ってやってくれ」
【球児虎 奪還の志士】V奪回を目指す阪神で新たなポストに就いたコーチ陣に直撃インタビューする「球児虎 奪還の志士」。最終回は上本博紀打撃コーチ(38)が登場。アカデミーコーチ、女子野球監督、2軍野手コーチと指導者として経験を積み、1軍コーチ就任の際に藤川球児監督(44)から送られた言葉を振り返った。(取材構成・新里公章) 【写真】阪神・藤川監督が〝球児2世〟に指名した投手 --2軍コーチを務めて1軍へ。指導方針は 上本コーチ「あまり決め込まずに、選手も生き物なので、毎日いろいろなことが変化していくと思うので。そのときに一番いい方法で毎日毎日、そのときそのときで探していきたいと思います」 --選手のしたいことを探しながらアプローチするイメージ 「それも選手によると思います。『こうしろ』と言った方がよかったらそういう風にする。正解はないですけど、そのときにいいと思ったことをやっていこうという感じです」 --アカデミー、女子野球監督、2軍コーチと経験値は上がった 「自分じゃちょっとわからないですね。周りから見てどう思うかはあると思うんですけど。どう評価されているかわからないですけど」 --藤川監督から求められているものは 「『思い切ってやってくれ』と。『なにかあったら俺が表に立ってやるから』ということは言ってくださったので。そこは印象に残っています。選手のためにとか、チームが強くなるためにと思ってやっていくだけですね」 --そういう会話は就任されてすぐの頃に 「そうですね。そのときくらいです」 --藤川監督の印象は 「本当にずっとコミュニケーションを取ってくださる。自分もそこに甘えすぎないように、ちゃんとやることをやらないといけないです」 --ファームを一年間見て、楽しみな選手は 「誰というのはなくて、一年間接した選手は多いので、性格的なこととかは今のところ、何となく分かると思う。そのあたりも生かしていきたいとは思います」 --秋季キャンプを踏まえて、スイングの質の変化は感じているか