トヨタ車体が提案! 斬新ドア採用の「クロスバンギア」は市販化する? ノアヴォク派生ぽい「“SUVミニバン”コンセプト」はどうなるの?
トヨタ車体が発表した「ミニバン×SUV」に注目集まる! 市販化の可能性を考える!
2023年10月から11月に開催された「ジャパン・モビリティ・ショー2023」。 【画像】超カッコイイ! これがトヨタ斬新「SUVミニバン」です。 画像を見る(37枚) そこでトヨタ車体は「クロスバン ギア コンセプト」を世界初公開しました。 これは、ミニバンとSUVの特徴をかけ合わせたモデルとして話題となりましたが、実際に市販される可能性はあるのでしょうか。
多人数乗車が可能なミニバンと、アウトドアシーンで活躍するSUVは、どちらも日本で高い人気を誇ります。 ただ、その両方の特徴をもつようなモデルは意外にもほとんどありません。 強いて言えば、三菱「デリカ D:5」がそれにあたり、2007年の発売からいまだに根強い人気を誇るモデルです。 一方、トヨタ車体の「クロスバン ギア コンセプト」は、デリカ D:5に続くこうしたニーズを満たすモデルになるかもしれません。 クロスバン ギア コンセプトについて、トヨタ車体は「乗用ミニバンの大空間とSUVのアクティブスタイルを両立した新しいカテゴリー」と説明しています。 実際、クロスバン ギア コンセプトは室内長2965mm×室内幅1550mm×室内高1340mmと、「ノア」や「ヴォクシー」と同等以上の室内空間をもち、最大6名の乗車を可能としています。 それと同時に、無塗装樹脂パーツを多用した直線的なエクステリアデザインを採用しており、トヨタ「ランドクルーザー」シリーズのような力強さを感じさせるものとなっています。 また、ダイハツ「タント」のようなBピラーレスによる大開口ドアが採用されているため、自転車や釣り竿といった趣味のアイテムの積み下ろしが容易となっていることにくわえ、2列目シートや3列目シートの乗降性も高められています。 さらに、助手席が回転したり、2列目シートをたたんでテーブルとしたりできるなど、6パターンのシートアレンジが可能である点も大きな魅力です。 クロスバン ギア コンセプトには、仕様の異なる「クロスバン コア」や「クロスバン ツール」といったバリエーションも存在しており、多様なニーズに対応しています。