「日本の主婦業の“当たり前基準”は高すぎる」料理はしない、洗濯物は干さない…海外の家事事情と比べてみたら…
洗濯物は全て乾燥機までフルコース、という思い切り
世界を見渡すと、”洗濯物を干す”という文化がない国もあります。 アメリカのロサンゼルスで暮らす友人(4人家族)も、どんなに晴れている日も全て乾燥機で乾かしてしまうと教えてくれました。 日本では乾燥機を持っていても、乾燥をかけるものとかけないもので衣類を分ける家庭も多いですが、そのためには洗濯が終わるタイミングに在宅しておくか、2度洗濯機を回さなければいけないし、作業も一工程増えてしまいます。 その友人は、全ての衣類を乾燥機にかける前提で、洗濯表示を確認してから購入しているんだそうです。そもそも繊維の強い物、シワにならない物を選ぶ。お出かけ用のデリケートな衣類は、いさぎよくクリーニングに出すと決めているそうです。 そもそも日本人は何かと”洗いすぎ”なのでは?と、よく話題にのぼります。洋服もそうですが、髪や身体も毎日洗うことが当たり前とされていますが、思い込みでやることを増やしているのかもしれません。日本人の衛生観念が高いのだとは思いますが、毎日の負担が大きいと感じているのであれば、一度「これは本当に洗う必要があるのかな」と確認するようにすれば、やることが減るかもしれませんね。
切らない、料理していないランチボックス
日本のお弁当文化が世界から称賛されていることは有名ですね。キャラ弁までいくと、それはもうアート作品として海外では本が出版されているほどです。 それでは、世界ではどんなランチを食べているのでしょうか。ハワイで5年間暮らす3児のママは、ハワイのスクールで子どもに配られるランチボックスにいつも驚くそうです。写真を撮ってきてもらったこの日は、「アメリカンドックにポテト。そして皮の硬いオレンジが1個丸ごと」。 また、別の日には「パンにつけ合わせがポテトチップス」だったり「りんごが丸ごと」入っている日もあるそうです。そういえば私自身もアメリカを旅行した時に、ツアーでパンとりんご丸ごとひとつだけのランチボックスを渡されたことがあります。