ドラフトで6人指名の富士大、初戦敗退…広島2位の佐藤柳之介が4回3失点「ふがいない」指名選手が3人いる打線も沈黙【明治神宮野球大会】
◇22日 明治神宮野球大会大学の部準々決勝 創価大3―0富士大(神宮) 10月のドラフト会議で史上最多の6人(支配下4人、育成2人)が指名された富士大(東北)が創価大(関東第1)に敗れ、初戦で姿を消した。 先発した広島2位の左腕・佐藤柳之介投手(東陵高出)は4イニング3失点での降板に「ふがいないです」と唇をかんだ。「感覚のズレが少しあった」と制球に苦しみ、立ち上がりから2イニング連続の先頭四球など3四球を出した。その3人の走者がいずれも失点となった。 序盤の失点が重くのしかかる展開となり、佐藤は「初回の入りは課題にしているところ。最後の試合で出た。自分の実力不足」と反省がやまなかった。 打線も反撃できず、4安打完封負け。オリックス1位の麦谷祐介外野手(大崎中央高出)は「2番・中堅」で4打数無安打、広島4位の渡辺悠斗内野手(堀越高出)は「4番・一塁」は4打数1安打、巨人育成1位の坂本達也捕手(博多工出)は「8番・捕手」で3打数無安打だった。 ソフトバンク3位の右腕・安徳駿投手(久留米商出)、ロッテ育成3位の右腕・長島幸佑投手(佐野日大高出)は登板がなかった。
中日スポーツ