『インターナショナルスクール』実態調査!親の英語力ってどこまで必要?|VERY
CASE 02
日系企業勤務で日々海外とやり取りしているパパとママ。インター幼稚園に通ったものの、小学校以降のことはノープラン。受験が始まる3カ月前から一気に情報収集し、合格 ■Aさん 9歳、4歳のママ。日系企業で海外交渉を担当。第一子が0歳からインター幼稚園へ、現在は小学3年生にあたるG3。第二子は現在、日本の認可保育園に通園中。多忙だったこともありインター受験3カ月前から情報収集し、コーディネーターにも相談、老舗インターに合格。 【どのような経緯でスクールを決めましたか?】 これからの時代、世界と繫がる時に英語とカルチャーにアレルギーがない子になってほしいと思い、インター幼稚園に。ただ小学校以降のことは決めかねており、受験の3カ月ほど前の急な対策となりました。さらに、コロナ禍でスクール訪問するのが難しくそこは苦労しました。帰国生でない家庭が受けられるところに絞り、スクールの思想と親の考えがマッチしているか?カリキュラムがどうなっているかを調べ、最後は息子の気持ちも尊重し決めました。 インター受験の情報はネットなどの書き込みはあまりありません。そのため実際に通っている方、コーディネーターの方の話を聞くなど情報収集は生の声を頼りにしました。 【親の英語力はどの程度必要でしょうか?】 面接時と日常の先生とのやり取りは英語なので親も話せるほうが良いですが、普段はメールでのやり取りなのでChatGPTを駆使すればOK。ただ学校のコミュニティへの参加や親が宿題をサポートするなら学年が上がるごとに親の英語力も上げなければと思っています。 【メリットとデメリットを教えてください】 道徳的なことをきちんと学ぶ学校だからなのかいじめは聞いたことがありません。文武両道な学校で伸び伸びと育っています。自分のように働くママも多いのですが、親同士のアットホームさも魅力です。デメリットは公立の学校と比較すると遠いこと。通学経路を事前にもっと確認すべきでした。 イラスト/masashi takeda 取材・文/金沢由紀子 編集/中台麻理恵 画像/AC ※一条校のインターナショナルスクールでない限り、保護者による就学義務を履行したことになりません。インターナショナルスクールへの就学についてはご自身、ご家族で判断ください。また、読者の体験談はすべてのケースに当てはまるものではありません。お住まいの自治体などへの確認をお願いします。 ※VERY2024年10月号「インターナショナルスクールの最新が気になる」より。 ※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。