幸せな結婚生活を送るため、基準にすべきなのは?【里崎智也×五十嵐亮太のライフハックベースボール!】第32回
■「自分にないものを持っていること」が敬意に繋がる 五十嵐 ちなみに、どういうところを尊敬しているんですか? 里崎 さっきも言ったように「自分にないものを持っている」ということだね。僕があまりできないこと、具体的には子どものことなどのフォローアップがすごい。あるいは、リサーチ力がとんでもなくエグイことも大きな魅力かな。例えば、旅行先での美味しい店とか、子どもの学校や教育とか、名医のいる病院とか......その他の多くのことでリサーチ力がものすごい点を、特にリスペクトしてる。 五十嵐 サトさんだって、本気でやったらリサーチ力はすごそうじゃないですか。 里崎 僕の場合は、そこまで徹底するのが面倒くさいから、そんなにヤル気も起きないんだよね。必要に迫られたらやるけど、基本はやりたくない(笑)。 五十嵐 でも、それは「面倒くさいことやってくれて、助かるから」という印象もあるけど......。 里崎 他人からどう見えるかは関係ないよ(笑)。僕は彼女のことを尊敬しているし、うちの場合はその関係で今まで成り立っているわけだし。もともと、彼女はすごく気が利くタイプで、大企業からも「ぜひ秘書として来てほしい」って言われているような人なんだよね。そういう点が素晴らしいというか、こちらから何かを言わなくても"かゆいところに手が届く"感じだね 五十嵐 それが、里崎家の幸せであり、家庭円満の秘訣だとしたら、確かに他人がどうこう言える話じゃないですね。 里崎 うちの場合は、僕が「財務省」、妻が「総務省」みたいなものだと思う。「オレがガンガン稼いでくるから、それを使って生活をうまく回してほしい」という感じかな? 僕も家庭のことを任せきりにするわけじゃないけど、完璧にやってくれているから何も心配することはない。たぶん妻も、僕のことを財務省として絶対的な信頼をしてくれていると思うから、お互いにリスペクトし合えているんじゃないかな。 五十嵐 里崎家には財務大臣と総務大臣がいて、そのふたりのバランスがちゃんと取れているわけですね。 里崎 そうそう。それで、最終的な決定は僕に任せてもらってる。つまり、僕が「財務大臣兼総理大臣」で、嫁は「総務大臣兼官房長官」っていう感じかもしれないね。里崎家の話ばかりになっちゃったけど、亮太の場合はどうなの?