なでしこJの19歳MF谷川 ブラジル戦で劇的弾の大反響に「一発でこんなにも変わるんだ」も体調不良での米国戦欠場を悔やむ
パリ五輪に出場したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が5日、羽田空港着の航空機で帰国。1次リーグ2戦目のブラジル戦で後半アディショナルタイムに30m決勝弾を決めたMF谷川萌々子は、その反響に「たくさんの方からメッセージをもらった。ああいう一発でこんなにも(環境が)変わるんだと思った」と驚きを語った。 【写真】ブラジル戦でスーパーゴールを決め、喜び爆発の谷川 五輪の舞台に関しては「小さい頃からの夢の舞台。楽しみ気持ちでいっぱいだったし、短い時間だったがたくさんの観客が入った中でプレーできる喜びは本当に大きかった」と振り返った。 世界を驚かせた19歳だが、一方で足首の故障の影響で国内合宿から別メニュー調整が続き、体調不良によって準々決勝・米国戦はベンチ外。「不完全燃焼という形で終わってしまった。ケガも大会前にしてしまった。メンタル的にも体的にも、もっと大人になる必要がある」と話した。 27年のW杯、28年のロス五輪では主力としての活躍が期待されるが「守備の時間が長い中で唯さん(長谷川)や風花さん(長野)みたいにハードワークする体力をもっとつけていかないとと思った反面、もっと自分たちでボールを握る必要があると、スペインみたいなサッカーができるように、個人もチームも成長していくべきかなと思った」と意気込みを示した。