大谷がドジャースにもたらした「9億2800万円の恩恵」 昨年7100万円から爆増で米注目「正しい道」
球場の広告看板出稿額が急騰
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)の本拠地ガーディアンズ戦で2試合ぶりの46号ソロを放ち、史上初の「46本塁打、46盗塁(46-46)」に到達した。球史に残る活躍を続ける裏で、大谷とドジャースの“価値”も急騰。米専門メディアは「球団は正しい道を歩んでいるようだ」として、ドジャースに起きた変化を伝えている。 【画像】「礼を尽くす姿勢がプロ」 企業思いな光景とは…大谷が球場入りした際の実際の写真 米スポーツ専門メディア「クラッチポイント」が「ショウヘイ・オオタニが650万ドル(約9億2800万円)の恩恵をドジャースにもたらす」という見出しで報じている。同メディアは、米紙「USAトゥデー」の報道を引用し「ドジャースのスラッガー、ショウヘイ・オオタニはこの球団が与えたお金のいくらかを還元している」と伝えた。 何かといえば、球場における広告看板の出稿額が爆発的に増加しているのだという。記事は「このお金は広告業界から来たものである。ドジャースタジアムの外野フェンスへの広告は、2023年にはわずか50万ドル(約7100万円)だったのに比べ、2024年には650万ドルを生み出している」と説明。「その大きな理由は間違いなくオオタニにある」と伝えた。 記事はその上で「ドジャースは新しい選手を獲得するために大金を投じており、おそらくわずかなお金さえも必要としている。ワールドシリーズを制覇するという信じられないほどのプレッシャーがチームにはかかっているが、球団は正しい道を進んでいるようだ」と独自の分析を加えていた。 大谷は昨オフ、10年7億ドル(約1014億円=当時)という巨大契約でドジャースに移籍。史上初の「50-50」に迫る活躍だけでなく、広告面での貢献度の高さからも、その正当性が証明されつつあると言えそうだ。
THE ANSWER編集部