候補者数も論点も多様な自民党総裁選!どこに注目する?
派閥解体後の総理候補者に求められるのは
誰が総裁になりそうか、という質問に対して、菅野氏は「やっぱり石破さん・小泉さん。高市さん、河野さん?世論と近いんじゃないですかね」とコメントします。その理由は。 菅野氏「ほかの人(候補者)って、一般人知らないですよね。顔見せから始まって、最後の決勝に残るまで2週間で世論にアクセルを吹かせるのはなかなか厳しいんじゃないかなという気がします」 党員票も獲得しなければならない中、そもそも知名度があって、かつ支持率が高いという時点が、総裁選で勝つために重要な要件だと語ります。 では、そういった国会議員はどうやって選ばれていくのでしょうか。実績以外にどんな要素が必要なのでしょう。 菅野氏「野党だと国会質問。与党だと、大臣や要職をきっかけに、自身の政治力・発信力と掛け合わせて知名度につなげていく人と、『大臣やってたんだねえ』と通過して行く人に分かれる気がします」 MC鈴木「発信をするのがひとつの分かれ目?」 派閥の力学が働いていた頃の自民党では、「知る人ぞ知る実力者」も総理候補に挙げられましたが、「今後はきちっと実力と知名度を結びつけていける議員がやっぱり総理への道を歩いて行く、この傾向は強まると思うんですよね」と予測する菅野氏。 派閥解体後、総理候補への力学が変わるかも知れません。 そういった点からも、今回の自民党総裁選にご注目ください!