ドイツ代表の懸念はカードの累積?独メディアが回顧「かつてはレーヴがこのような事態に見舞われた」【ユーロ2024】
UEFAユーロ2024(EURO2024)準々決勝、ドイツ代表対スペイン代表が現地時間5日に行われる。この一戦を前に、スポーツメディア『Sky Sports』のドイツ版が3日に同国代表の懸念について報じた。ドイツは現在、指揮官であるユリアン・ナーゲルスマンを含む4名がイエローカードをすでに1枚もらっている。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024) ナーゲルスマンのほか、イエローを受けているのはDFアントニオ・リュディガー、マクシミリアン・ミッテルシュテット、MFロベルト・アンドリッヒである。リュディガーとアンドリッヒはここまで全4試合、ミッテルシュテットは3試合でスタメン起用されている。いずれの選手も激しいフィジカルコンタクトが予想されるポジションであり、スペインを相手にカードの累積を気にする余裕はないかもしれない。 また、『Sky Sports』はナーゲルスマンが退席処分を受けた場合、「指揮官がユーロの大会期間中に退場するのは初めてではない」と指摘する。「かつてはヨアヒム・レーヴがこのような事態に見舞われた。2008年、レーヴはグループリーグ最終節のオーストリア代表戦で、相手の指揮官ヨーゼフ・ヒッケルスベルガーとサイドライン上で口論になり、一緒にスタンドに送られた。続く準々決勝では、後にドイツ代表の指揮を執るハンジ・フリックが代わりにタッチライン際に立っている」と同メディアは振り返る。 なお、ユーロ2024のレギュレーションでは、準々決勝終了後に各チームのイエローカードの累積はリセットされる。
フットボールチャンネル編集部