オリオールズも佐々木朗希の争奪戦参加へ「他の29球団と同様に」 上原、和田、藤浪と日本人投手の系譜
米大リーグのウィンターミーティングが9日(日本時間10日)、米テキサス州ダラスで開幕。オリオールズのコービー・ペレス国際スカウト部副社長がロッテからのポスティング申請が受理され、米東部時間で24日午前8時(同午後10時)に交渉解禁となる佐々木朗希投手(23)について言及した。 「佐々木は今日ポスティング申請された。彼の才能は勝利を目指す球団ならどこも欲しいだろう。他の29球団と同様に(獲得に)いそしむことになる」と話し、「彼はポスティングされたばかりで、我々はいかなる接触もできなかったわけなので、これからどういう状況なのか見ていくことになる」と語った。オリオールズは過去に上原浩治、和田毅、最近では藤浪晋太郎を獲得するなど、日本人投手獲得で実績を積んでいる。「我々はアジアの市場を開拓する分析において、これまでいい仕事ができている」と自信を見せた。 佐々木には海外選手の青田買いを防ぐための「25歳ルール」が適用され、各球団はマイナー契約しか結ぶことができず、大型契約は不可能。資金力に劣る球団にも獲得チャンスがあり、全30球団が狙う可能性もある。現時点では大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)のいるドジャースが本命、対抗がパドレスの構図とみられている。
報知新聞社