ミーハー視点で乗るランクル250 - 絶対に欲しい3つの条件は満たしている?
屋根はサンルーフ仕様。あいにくの雨でガラス部分まで全開にはできないが、後部だけ“ちょい開け”できるようにもなっているので、雨天でもちょっとした換気くらいはできそうだ。
後部座席も広々している。もちろん、シートはリクライニング機能つきである。
まさか後部座席にまで「シートベンチレーション」がついているとは……。至れり尽くせりにも程があるだろ。
ラゲッジスペースもすごく広々している。サーフィンやスノーボードなど、ほとんどのアクティビティに対応してくれるだろう。
後部座席を倒すとさらに広大な空間が広がる。寝台列車2席分はあるんじゃない? 大人2人でも快適に車中泊できそうだし、なんなら小さいバイクくらいなら積めそうな気もする。
さすがに3列目シートはそうでもないでしょ……と思いきや、ここでも嬉しい誤算が。「3列目があっても使う機会なんてそうそうないよね」「最後部に座るとすごく窮屈そうだよね」と考えている人も多いかもしれないが、ランクル250の3列目シートは……。
結構しっかりとゆとりがある。割と真面目に、普通サイズのクルマの2列目くらいの余裕はあると思う。大人7人はともかく、6人くらいで乗るぶんには本当に圧迫感もなく全員が快適に過ごせるハズ。 ということで、2つめの重要ポイントである「テンションが上がるインテリア」も余裕でクリア。 ■第3条件:乗っていて気持ちいいと思える快適性 ここまでだいぶ長くなってしまったが、そろそろ実際にドライブしてみよう。
ドアを閉めたときの音や重厚感はまずまず。縦長のサイドミラーの視認性は高く、デザイン的にもイカツくて素敵。
初めて乗るクルマだし、横付けや駐車も心配だったが、これも前述の「パノラミックビューモニター機能」が難なく解決してくれた。このあと、横浜~東京間を走ることになるが、車体の大きさに関しては最後の最後まで苦に感じることはなかった。よほど狭い住宅街などを走らない限り、このデカさがネックになることはなさそうだ。