保活で「泣きそう…もうダメだ」 シングルマザーのフリーアナ・近藤さや香 ふと漏らした本音が救いに
■子育てを通して気づいた「私が余裕がなきゃ」
――近藤さん流の子育ての息の抜き方は? やってあげられないことに「ごめんね」ってあまり思わないようにしています。(たとえば)お菓子作りとか、「毎日やらなくてもいいことじゃん」って私は思うんですけども、子供は「やりたい!」と思ったりするみたいで。「じゃあ、時間がある時にそれはやろう」って。 やっぱり自分がハッピーじゃなきゃ、次の人を育てるっていうのは相当余裕がなきゃできないことなので。自分のゆとりをまず確保することで、そこで育てるっていうふうに意識を持っていくようにしています。一瞬「ジコチューかな?」って思っちゃうことでも、ちょっと冷静に引きで見てみたら、「いや、私が余裕がなきゃ」っていうふうに、自分を認めてあげることも大事なんじゃないかなって思います。
【近藤さや香 プロフィル】 1984年4月1日生まれ、愛知県出身。幼少期をアメリカ・ミシガン州で過ごす。秘書を経て、アイドルグループ・SDN48の1期生として活動。卒業後に、フリーアナウンサーとして活動を開始し、ラジオ番組のDJなどで活躍。書き下ろしのエッセー『しあわせ護心術』を3月23日に発売。