オールブラックスがイベントに参加、ラグビー日本代表との対戦を前にファンと交流
さらに、オールブラックスになって一番良かったことはと尋ねられると、シティティは「日本もそうだけど、いろんな場所に行って、いろんな人に会うことだね」と話した。
初来日だったロードは「食べ物も人も最高で日本が気に入った!オールブラックスになるという夢を叶えて、今自分がそこにいるということが最高かな」と笑った。LOトゥイプロトゥは、「新しい文化を経験できるし、世界トップのチームと対戦できるチャンスがある。それが一番いいことかな」と答えた。
また、マオリの伝統的な遊びファノファノ(Whano whano)がオールブラックスと中高生で行われた。ジャンプしたり足を前に出したりして勝敗を決めるゲームで、オールブラックスの3人も初挑戦ながらすぐにマスター。中高生の対戦に加わったりして笑顔を見せた。ゲームはトーナメント形式で行われ、最後の3人に残った生徒にはサインが入ったニュージーランド航空のドリンクボトルが賞品として贈られた。
全員で記念撮影が行われ、最後にオールブラックスの3人は「皆さん、今日は本当にありがとう。エネルギーをもらいました。今度はぜひニュージーランドに来てください!」とメッセージを送り、イベントは終了した。
午前中はコミュニティー活動に勤しんだオールブラックスの選手は、午後には前日練習であるキャプテンズランを行い、明日10月26日(土)の本番に備えた。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁