省庁の女性管理職、10%超え 過去最高、任用人数も
内閣人事局は29日、府省庁の管理職である課長級と室長級の職員に占める女性の割合が2023年10月時点で10.3%だったと発表した。22年の同時期から0.7ポイント上昇し、調査を始めた14年度以降で過去最高となった。管理職の職員4837人のうち女性は499人で、任用人数も過去最多だった。 内閣人事局の担当者は「国家公務員全体で女性の採用割合が増加傾向にあり、管理職に占める割合も増えている」と分析した。今回の調査対象に部長や局長といった幹部職員、地方の出先機関は含まれていない。